ＯＭソーラーとは

諏訪地域にOMソーラーをおすすめする理由

ＯＭソーラーは建築家･奥村昭雄が考案した仕組みです。

Ｏ…おもしろい　　自然と向き合うと、「おもしろい」
Ｍ…もったいない　自然を活かさなきゃ「もったいない！」

「ソーラー」という言葉に、「太陽光発電」をイメージする方が多いと思いますが、発電ではなく「太陽の熱をそのまま」使うというシンプルなソーラーシステムです。
太陽のエネルギーには「熱」と「光」があります。
OMソーラーでは、太陽の「熱」を空気にのせて運び、家全体を床下から温めたり、水からお湯をつくったりして利用します。 建築的な方法や工夫によって、太陽エネルギーを「そのまま」活用するOMソーラーのような手法は、一般にパッシブソーラーと呼ばれます。「パッシブ･ソーラーシステム」とは大がかりな機械や動力を使わずに、太陽の熱エネルギーを有効利用すると言う考え方です。
(空気を送るファンの動力には電気を利用します。)

床からの放射熱で暖房をするため、エアコンのような気流は発生しません。また、頭のあたりだけボーっとして足元が冷える。といったことがありません。足元が暖かいと体感温度が上がり、快適に過ごせます。
太陽熱を利用した低温の間接暖房の為、電気やガス式とは違う自然でやわらかな暖かさです。
新陳代謝の高い乳幼児にもちょうどいい温度で、保育園などの施設からも好評です。

一般の家は脱衣所の温度が8.5℃、OMの家は18.8℃と約10℃も差があります。
リビングなど暖かい部屋から移動するときに、温度差が10℃以上あるとヒートショックのリスクが高まるため、家の中の温度差を小さくすることが大切です。
ＯＭソーラーの暖かさはそんな温度ムラを解消する事ができます。
家全体を温める全館暖房で、キッチンや脱衣所･廊下･トイレの移動が苦になりません。蓄熱の効果で夜から朝にかけて一日中暖かいので、間仕切りの少ない広々とした間取りと相性が抜群です。

局所暖房やエアコンは部屋を暖房するだけで換気はしていません。高気密な現代の家では非常に危険な状態になってしまいます。
換気といえば窓を開けて行いますが、冬は冷たい空気が入ってきてしまいます。
そんなときに部屋の中を冷やすことなく換気できるのがOMソーラーの大きな特長です。
外気をあたためながら室内に取りこむため暖房と換気が同時にでき、暖かい空気が家の中を循環するので結露が発生しにくいです。また、ペットや料理のにおいなど生活臭がこもらず室内の空気がいつでもきれい。

冬は太陽熱で暖房するＯＭソーラーですが、春から秋にかけては「お湯採り」ができます。
お湯採りに使って余った熱は、排気ダクトを通り排気口から外へ出します。排出することで屋根からの放射熱を室内に呼びこみません。このため室内が涼しく感じます。
暖房のいらない季節は30～50℃のお湯が1日約300リットルでき、家庭で使うエネルギーの半分以上を占める暖房と給湯の大部分を太陽熱でまかない、年間を通して暖房費と給湯費を大幅削減できます。

定住ではなく、しばらく家から離れる期間がある別荘。
留守にしている間も換気をしているので、帰って来た時のカビ臭さや、よどんだ空気感がありません。
また、冬は太陽熱と補助暖房で家を温めておけるので、玄関の扉を開けた時の冷やっとした寒さが感じにくいです。陽当たりや方角など条件が良ければ設置が可能です。

数字の４を意味する「クワトロ」の名の通り、太陽熱+太陽光で暖房･発電･給湯･換気の4つの機能を果たし、省エネ･創エネをしながら快適な住まい環境をつくります。
一般的な太陽光発電は発電時の熱を捨てていますが、OMクワトロソーラーはその熱を暖房や給湯に活用して、効率よく快適な暮らしをサポートしています。

太陽熱とヒートポンプによる組み合わせで24時間365日全館冷暖房で家じゅうまるごと心地良い。
太陽のエネルギーを余す事なく過ごせる一味違った全館空調です。
冷房時に発生する排熱を給湯に再利用することで高い省エネ効果も得る事ができます。

その他のOMソーラーの商品はこちら
https://product.omsolar.jp/

諏訪市湖南にあるスワテック建設「資機材センター」の事務所をモデルハウス兼用に一新。
太陽熱利用の全館空調のシステムを体感できます！
完成は2024年秋頃を予定しています。見学会の日にちなど、詳しい情報は随時お知らせします。